コラム

【初級編】今更聞けない!アクセス解析の基本用語について解説!

皆さんはweb解析の基本を本当に理解できていますか?
アクセス解析をすることで
・ユーザーの数
・アクセス数
・行動推移
などを可視化できます。

自社サイトの問題点や不具合・異常を検知するためにもアクセス解析は必要不可欠な存在です。
その必要不可欠なアクセス解析の基本用語を皆さんはちゃんと理解できていますか?

そこで今回は、理解できていない方の為に今更聞けないweb解析の基本用語について解説します。

ユーザー訪問を把握する時に使われる基本用語


今から解説をする基本用語はサイトに訪問をしたユーザーを把握する際に使われる用語です。
順番に解説していきます。

・ユーザー訪問を把握する時に使われる基本用語1|ページビュー数

ページビュー数とは、ページが表示された回数のことをいいます。

カウントの方法は、サイトにアクセスしたユーザーが1ページを見るたびにページビューの数をカウントします。

例えば、ユーザーがページを5回見た場合は5PVになります。
また、ページを更新したり、前ページに戻った場合もページビュー数にカウントされます。

・ユーザー訪問を把握する時に使われる基本用語2|セッション数

セッション数とは、特定の期間内にWebサイトに訪問したユーザーの訪問回数のことを言い、「訪問数」とも呼ばれています。

ユーザーがWebサイト訪問してから離脱するまでをセッション1として計測します。

セッション数は、何の操作も行わない状態で30分以上経過、もしくは午前0時を超えた際にリセットされるので覚えておきましょう。

・ユーザー訪問を把握する時に使われる基本用語3|ユーザー数

ユーザー数とは、ある一定の期間そのサイトに訪問した独自のユーザーの数をいいます。

その間同一のユーザーが何回訪れてもユーザー数は1となります。

例えば、あるサイトの訪問者がAさんのみの日があり、9時、12時、18時に離脱し、合計3回訪れた場合、その日のユーザー数は1になります。(ちなみにセッション数は3となります)

ユーザー数とセッション数の意味がごちゃごちゃにならないようにしなくてはなりません。

・ユーザー訪問を把握する時に使われる基本用語4|ユニークユーザー数

ユニークユーザー数とは、Webサイトを訪れたユーザーがもう一度webサイトに訪問をした時の同じユーザーとして計測された値をいいます。

期間内の場合は、同じユーザーが何度もサイトを訪問しても数は1となります。

サイトを訪れた回数や見たページ数などに関係なく、サイトを訪れたユーザーの数だけがカウントされます。

つまり、特定の期間内でサイトを1回以上訪問した場合、ユーザーは全て1とカウントされます。

・ユーザー訪問を把握する時に使われる基本用語5|新規ユーザー/リピートユーザー

新規ユーザーとは初めてWebサイトに訪問したユーザーのことを言います。
また、リピートユーザーとは複数回訪問したユーザーのことを言います。

新規ユーザーは偶然訪れる時もあり、そのWebサイトに対する知識を持たずに訪れる時もあります。

一方で、リピーターは明確な目的を持ってWebサイトに訪れるので、そのサイトがどんな中身なのかを知っています。

なので、分析する際は行動パターンの異なる両者を分けて考えることが大切です。

来訪経路と検索ワードを把握する際に使われる基本用語


今から解説するのは、ユーザーがサイトに来た経路や、検索ワードを把握する際に良く使用される用語です。
ぜひ覚えて帰ってください。

・来訪経路と検索ワードを把握する際に使われる基本用語1|流入

流入とは、検索結果や広告などの経路でWebサイトにアクセスされた数のことを言います。

流入数が多いと、Webサイトの内容が多くのユーザーの目に触れていることを意味します。

なので、サイト運営をする際は、流入数が増えるようにマーケティングをおこなうことが大切です。

・来訪経路と検索ワードを把握する際に使われる基本用語2|参照元

参照元とは今みているwebサイトを訪れる直前にどのページを見ていたかのことを言います。

検索エンジンやドメインなどを指すことがあります。

ページの興味関心を把握する際に使われる基本用語



最後に解説するのは、ユーザーにページの興味や関心を持ってもらえているかを把握するための基本用語です。

ユーザーがコンテンツの内容を満たしているのかを確認する際によく使われます。
順番に解説します。

・ページの興味関心を把握する際に使われる基本用語1|ランディングページ

ランディングページとはwebサイトを訪れたユーザーが最初に閲覧したページのことを言います。
このページを作ることで、サイトを見に来たユーザーに購入などの行動をしてもらいやすくなります。

ランディングページを作り、最終目標でもあるコンバージョンを強く意識しましょう。

・ページの興味関心を把握する際に使われる基本用語2|ページ遷移

ページ遷移とはあるページから別のページに移動することを言います。

webサイトの遷移から得られるデータをもとに、ページの最適化をすることで直帰率やコンバージョン率を上昇させることができます。

・ページの興味関心を把握する際に使われる基本用語3|直帰率

直帰率とは、サイトを訪れたセッションのうち、サイト内で1ページしか見ずにそのままサイトから出たセッションの割合を表わす指標です。

直帰率は、全体のセッションのうち何%が1ページしか見なかったかを表わしています。

・ページの興味関心を把握する際に使われる基本用語4|離脱率

離脱率とは、Webサイトからユーザーが離脱した割合をページごとに数値化したものです。

ユーザーがWebサイトから出ることを「離脱」といい、ページ別に離脱の割合を測ることで離脱率が算出できます。

離脱率の計算方法は以下の通りです。
離脱率=(離脱ページビュー数÷ページビュー数)×100

なぜこのような式になるのかと言うと、ユーザーは必ずどこかのページで検索行動を終了するためです。
全てのページ離脱率を足せば理論上100%となるので、このような式になります。

・ページの興味関心を把握する際に使われる基本用語5|コンバージョン

コンバージョンとは、訪問者がホームページの目標としているアクションを起こしてくれた状態のことを指します。

Webサイト上で
・購入
・お問い合わせ
・資料請求
などの成果を目標にする会社がほとんどです。

このコンバージョンを目指し、Web解析をすると言っても過言ではありません。

まとめ


今回は、今更聞けないアクセス解析の基本用語について解説しました。
今解説した基本用語は、アクセス解析をする際に必ずでてくるので覚えておいてください。

今後アクセス解析のやり方などもコラムに書いていくので、気になる方はぜひご覧ください。

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